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東京国立博物館保存修復課長の神庭信幸さんに案内頂きました。
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本館地下/修理室 |
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仮名消息断簡 |
両界曼荼羅を解体しているところ |
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Q: 今回は、退色の修復などの他の処理も行われるのですか。 |
神庭: 現在行っている作業は本格修理ですが、ここでは本格修理だけではなくて、応急的な修理を行います。応急修理と言うと、その後に本格が待っているように聞こえますので、対症療法の対症修理と呼んでいます。症状が現れたらそれに合わせて行う修理を本格修理以外にも多く行っております。今日は二人とも本格修理に取り組んでいますが、毎日ずっとという訳ではなくて、様々な掛け軸、画帖、折り本、絵画、書籍、浮世絵などの様々なジャンルや形態を、またわずかな傷みがあるものをその場で迅速に手当てしています。状態に合わせて速やかに処置を行っていくということが重要でして、いずれ行うからしばらく放っておくと段々傷みが進んで行きますので、可能な限り速やかに手当てして、本格修理は避けられるような状況を作り出すというのが対症修理を行う目的です。 |
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